【ROASが合わない場合、CVRに注目して案件を差し替えてみる】

広告運用

アフィリエイトで悩ましいのが案件選定。

商品選定時についつい報酬額や確定率で取組案件を決めてしまうことがありませんか?

例えば以下A、B、C3つの案件が報酬条件が異なるものの、同じスペックでユーザーに訴求できる内容も一緒だったとします。

【報酬条件】

A:単価7,000円、確定率90%

B:単価6,000円、確定率85%

C:単価5,000円、確定利80%

この場合、合理的に考えて案件Aを選びますよね。

ですが、もう一つ見落としてはいけない指標がCVR(成約率)です。

案件A・B・CともLPに大きな違いはなく、それぞれコールトラッキング対象の場合でもなぜかCVRが異なる場合があります。

その場合のCVRを加味すると、先ほどの案件AよりもBの方が利益率が高かったりします。

実際に計算してみましょう。

仮にA、B、Cそれぞれ差し替えて配信してみて、CVRが以下だと判明した場合。

【CVR】

A:CVR7%

B:CVR10%

C:CVR9%

100件のMCVにつき、見込み確定売上は以下となります。

【MCV100件の見込み確定売上】

A:44,100円(100×7%×7,000円×90%)

B:51,000円(100×10%×6,000円×85%)

C:36,000円(100×9%×5,000円×80%)

*計算式:(MCV×CVR×報酬単価×確定率)

Aより条件が悪いはずのBの方が売上が大きくなりました!

仮にMCVを100件獲得するための広告費が50,000円だったとすると、案件A・Cは赤字、Bだと黒字になります。

ついつい報酬単価や承認率を見てしまいがちですが、CVRも見落としてはいけません。

実際に自分も案件の差し替えを行い、赤字キャンペーンが黒転したことがあります。

(ROAS95%→ROAS200%ほど)

ASPにはCVRが記載されていますが、あくまで参考値。

実際に配信してみると、記載値よりもCVRが大幅に異なるケースもあります。

このようにLP修正や広告運用以外にも手軽に利益を伸ばす可能性を秘めている施策はたくさんありますよ!